栽培方法
        椎茸栽培には、大きく分けて原木(げんぼく)栽培菌床(きんしょう)栽培の二つがあります

 原木栽培 
古くから行われている栽培方法です日本では、江戸時代(寛永年間)大分県で始められたと言われております。
伐採したクヌギやコナラに椎茸の種菌を接種します。
一般には、1月から4月ぐらいに接種し1年半から2年後に椎茸が発生します。
最近では、半年で発生するものもあります。
 購入するときの見分け方:原木栽培にはふつう原木と表示されています
☆原木シイタケの周年栽培
シイタケはふつう春と秋に収穫されますが温度や水等を管理することにより年間を通じて収穫を可能にしました。
@ 植 菌
原木に種菌を入れる
ほだ化
シイタケ菌を原木全体にひろげ、木を分解させるほだ化した木を、
ほだ木とよぶ 
ほだ化は6ヶ月から1年
A 浸 水 
  
B 芽 だ し
  
C 展 開 
  
D 収 穫 
   浸水から収穫まで7日から10日 
収穫のポイント
ホダギがたっぷりと水を含むまで水に漬け込みます。 
E  休  養    休養期間は30日から50日
廃棄


 菌床栽培 
椎茸の菌床栽培は、平成元年あたりから多くなり急速に増えています。
オガクズにいろいろな栄養源などを加えたものに椎茸種菌を接種したものです。
現在、国内の生椎茸の生産量の半分ぐらいが、この方法です。
また、輸入椎茸はほとんどが、菌床栽培です。